日本の自転車業界において、売上高・店舗数ともにNo.1である「サイクルベースあさひ」。
皆さんの地域にでも馴染みがあるのではないでしょうか。
しかしネットや上やSNS上での口コミは悪い口コミもチラホラと…。
「実際のところ、リアルな評判ってどうなの?」
そう感じる人も多いのではないでしょうか。
そんな方に向けて、消費者としても業界人としても付き合いのある「サイクルベースあさひの実態」について解説していきます。
サイクルベースあさひって?
サイクルベースあさひは自転車業界売上No.1の大手自転車チェーンです。
2021年には全国でなんと500店舗を達成しました!
子ども用自転車にママチャリ、電動アシスト自転車やロードバイクなどのスポーツ自転車まで幅広くオールジャンルの取り扱いをしています。
現代で「自転車販売店」といえば「サイクルベースあさひ」というくらい知名度は業界人はもちろん、買い手からも高いですね。
自転車の販売はもちろんのこと、修理・メンテナンス、買い取りや中古販売までも行っております。
サイクルベースあさひの魅力
店内がきれいで見やすい
街の自転車屋さんといえば、「修理」をメインとしている店内のお店が多いです。
サイクルベースあさひはいわば「ショールーム」。
店内は清潔感がありとてもきれいです。
自転車も一台一台きれいに並べられており、装飾も鮮やかです。
自転車を購入するのにこんなに見やすく比べやすい販売店は他にありません。
ネットで購入、店舗受け取りが可能
サイクルベースあさひの公式サイトから購入して、お近くの店舗で受け取ることができるサービスがあります。
「安く買って、近くの店舗でアフターサービスを受けることができる。」
これは自転車を買う上で最も大切であり、重要です!
自転車は修理やメンテナンスありきのものなので、「アフターサービス」は特に重要です。
街の自転車屋さんは「修理」には長けていますが、どうしても販売価格は量販店に比べて高くなるところが多いです。
街の自転車店とチェーン店の両方の強みを持ち合わせているサイクルベースあさひはまさに業界トップと言えるでしょう。
スタッフの数が多い
スタッフの数が多いことで、「他のお客さんの対応に追われて自分が後回し」という状況になることが少ないです。
もちろん時間帯や曜日にもよりますが、1店舗に4〜6人くらいは常にスタッフさんがいるので、声をかけやすい雰囲気なのが嬉しいです。
街の自転車屋さんだとだいたい1人でやられているところがほとんどですからね…。
取り扱い車種が豊富
現代で需要が急激に伸びている「電動アシスト自転車」をはじめ、「子ども用の自転車」や「ママチャリ」、高校生などの通学で主流になってきている「クロスバイク」や「ロードバイク」などオールジャンルを取り扱っています。
ジャンルの広さに加えて、「取り扱いメーカー」の多さも魅力です!
同じ電動アシスト自転車でもメーカーが異なることで、「デザイン」や「機能」など違いを実際に見て比較することもできてしまいます。
また、メーカーとコラボをしている「あさひ限定モデル」があるのも魅力的です。
「より多くの自転車をみてみたい!」と思ったら迷わずサイクルベースあさひに足を運ぶことをおすすめします。
サービスが充実している
とにかくサービスが豊富で充実しています。
中でも「サイクルメイト」は購入時に加入(別途費用)すると、「盗難補償」や「無料定期点検」、「修理工賃10%OFF」などアフターサービスがこれ一つで間に合ってしまう有能なサービスとなっております。
各種サービスの詳細は公式HPのサービス一覧より ⇛ 「https://www.cb-asahi.co.jp/service/」
サイクルベースあさひの弱点
客数が多いので対応が遅い場合がある
土日の休日客の多いときや、帰宅時間の夕方など、は自転車屋さんは混み合う傾向にあります。
そういった時間帯はサイクルベースあさひは混雑しがちなので、スタッフの多さを持ってしても対応しきれていないことがよく見かけられます。
知名度も人気度も高いので、お客さんが集中する時間帯に関しては街の自転車屋さんのほうが対応が早い場合が多いです。
店舗によってスタッフレベルに差がある
これが一番の弱点と言えます。
500店舗以上あるわけなので、店舗によって自転車の修理技術やスキル、接客の応対のレベルがかなり違ってきます。
「自転車整備士」の資格をもったスタッフが各店舗いるわけですが、修理対応にとても時間がかかる場合や、うまくコミュニケーションを取れないスタッフなど、店舗によっては「ハズレ店舗」がありますので、ご注意を。
これは各店舗、「アルバイト」スタッフが存在しているのも影響しているかと思います。
もちろんアルバイトのスタッフさんでも素晴らしい対応の方は多くいます。
よくお店に足を運ぶ私の視点から言うと、「レベルが低い店舗」は少数です。
もちろん逆もあります。
技術レベルが高いスタッフが多い店舗もありますし、女性スタッフが多い店舗など、お近くのお店の口コミ等を調べてから店舗を決めるのも良いですね。
店舗数が多すぎるゆえの弱点でした。
修理代が高い場合がある
これはスタッフの店舗レベルが違うことに重なります。
結局技術レベルが低いスタッフに当たってしまうと、修理箇所の目処をうまくたてられずに最低水準以上の修理をしようとしてしまいます。
特に電動自転車の修理に多く見られます。
電動自転車の修理で持ち込んだ場合は注意が必要です。
技術レベルが高いスタッフの場合はきちんと正当な金額を提示してくれます。
また、相手もサラリーマンですから、売上欲しさに相場より高い金額で提示してくる場合も正直なところあるので注意は払っておいたほうが良いです。
こんなケースは稀ですが。
スポーツ自転車上級者には向かない
様々なジャンルの自転車を取り扱っているサイクルベースあさひ。
クロスバイクやロードバイクなどの「スポーツバイク」も多くのメーカー品を取り扱っていますが、その多くはエントリーモデルです。
いわゆるスポーツバイク初心者・入門者向けのモデルがほとんどの店舗の展示品となっています。
通学や通勤などや軽いレジャーでお使いの方は十分すぎるのでご安心を。
一部、スポーツバイクに特化した店舗もありますが、9割の店舗はエントリーモデルの取り扱いがほとんどです。
上級者の方は修理・購入はスポーツバイク専門店(プロショップ)で検討したほうが良いと思います。
サイクルベースあさひでお得に自転車を買うには?
キャンペーン期間中を狙う
期間限定価格やアウトレットセールなどのキャンペーン期間で買うことをおすすめします。
このあたりはキャンペーンが予想されます。
楽天で購入する
サイクルベースあさひのHPでネット販売を行っていますが、「楽式」公式ショップとして自転車を販売しています。
サイクルベースあさひ楽天市場店のリンクはこちら
店頭よりも安い価格でかつ楽天ポイントを獲得することもできます。
公式HPのネット販売同様に、店頭で受け取りも可能です。
アフターサービスも安心だし、なんなら、楽天で買うのが一番良いのではないのか…と思います。
「楽天スーパーSALE」や「楽天カードを使って買い物する」ことを合わせるとさらにお得になります!
サイクルベースあさひで推してるメーカー
パナソニック
電動自転車はほぼ「パナソニック」一択でないかという展示量です。
子供乗せ自転車からママチャリ、スポーツ型(eバイク)までまんべんなく店頭に並べています。
GIANT
クロスバイクは主に「GIANT」を販売しています。
本格的なスポーツバイク、でも低価格ということで国内でももはや人気No1メーカーですね。
GIANT製品の取り扱いアイテム数がかなり多いので、学生をはじめGIANT製品をサイクルベースあさひで購入する方はかなり多い印象です。
ブリヂストン
主に「子供乗せ電動自転車」の取り扱いが多いです。
「ビッケ」は知名度も高く、ファッション性が高いことから人気のモデルです。
また、シニア向けの電動アシスト自転車「ラクット」というモデルも多く取り扱っています。
MERIDA
クロスバイクの取り扱いがGIANTについで多いのが「MERIDA」です。
こちらはモデルによってはGIANTよりも低価格のものがあり、購入のしやすさから人気も高く、店頭にも多数並んております。
YAMAHA
パナソニックやブリヂストンに加えて、国内の電動アシスト自転車で高いシェアをもつ「YAMAHA」も多く取り扱っています。
パナソニックよりは少ないですが、ママチャリタイプから子供乗せモデルまで店頭に並んでいます。
他チェーンとの比較
項目/チェーン名 | あさひ | イオンバイク | ダイワサイクル | サイクルスポット | セオサイクル |
価格 | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
サービスの充実 | ☆☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ |
技術面 | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆☆ |
接客対応 | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆ | ☆☆☆☆ | ☆☆☆☆ |
ネット販売 | あり(自社・楽天) | あり(自社・楽天) | あり(自社・楽天) | あり(楽天のみ) | なし |
店舗数 | 500店以上 | 300店以上 | 約100店 | 100店以上 | 約150店 |
総合 | 4.25点/5.0点 | 4.0点/5.0点 | 3.75点/5.0点 | 4.0点/5.0点 | 3.75点/5.0点 |
総合的に見ると「サイクルベースあさひ」に軍配があがります。
販売店によって魅力が違うので、目的に合わせてお店を選んでみてはいかがでしょうか。
その店舗のよって特徴が多少変わってくることも頭に入れておきましょう!
まとめ
サイクルベースあさひに関してまとめてきました。
良いところ、悪いところ、人によって感じるところはありますが、なんといっても全国で売上・店舗数がNo.1というのは伊達じゃありません。
サービス・品質ともに高いレベルであることは間違いありませんし、これからもさらに良くなっていくチェーン店であると思います。
コロナ禍でも低迷することなく成長を続けているサイクルベースあさひに今後も注目していきたいです。
この記事が自転車の購入を参考している方や修理やメンテンナンスなど自転車販売店を選ぶ上で迷っている方に参考になれば嬉しいです。
コメント
サイクルベースあさひ、貴殿の評価通りに「なかなかいい」と思い、子供用の自転車を2台買い繋ぎ、配偶者用の自転車(ママチャリ)も購入してきました。ところがです、子供用の2台目の自転車が、駐輪場で強風で倒れ、はずみでブレーキレバーを破損してしまいました。そこで、その交換用ブレーキレバーを購入しようと、あさひの店舗に行って来ました。子供の自転車は「ドライドS3」というあさひオリジナルモデルです。結果、なんとあさひオリジナルモデルで、現行販売モデルであるにもかかわらず、そして、当該モデル用のレバーは、専用品なのですが、「部品としての取り扱いはしておりません。交換の場合は汎用品にしてください。」との回答でした。現生産モデルなのだから、取り寄せくらいできないのかと食い下がりましたが、答えはNO。自転車の部品の中では比較的破損しやすいレバーの補修部品設定をしないで汎用品しか用意しないという姿勢には大きな落胆を覚え、今までの信頼が一瞬で崩れ去りました。要するに、専用品の在庫を持ちたくないから汎用品(デザインも機能もちょっと違う:ショートレバー→一般長、アジャスター付き→なし)で代用しようという、典型的「売りっぱなし」精神の発露です。もう二度とあさひでは購入しないと心に決めました。
コンドウタダシさん
コメントありがとうございます。
そのような案件は初めてお聞きしました。情報ありがとうございます。
「売りっぱなし」精神は正直なところチェーン店・量販店には見られる傾向にありますね。
しかし、純正装着部品の替えがない、汎用品でしか対応できない、ということがあるのですね。
それには評価を見直す必要がありますね…。おそらくコンドウさんだけに限った話ではなく、全国には同じような対応をされた方は多くいると思います。
元スタッフですが基本的にオリジナル商品はみんな補修部品があるんですがそのスタッフはなにも知らなかったんでしょうね。。。
ちなみに専用品の在庫が無かったとしても汎用の「子供自転車用ブレーキレバー」というのがあるはずなので通常はそれにするはずなのですが、まさか一般車用のレバーを提示するとは…
いやはや酷いスタッフもいるもんなんだなと感じました。
しっかりと対応できるスタッフもいるのと相談窓口に相談してもらったらその様な解答をしてくれると思うので是非ご利用になられた方が良いと思います。
この記事は多少違う様だ。メンテナンスは時間が無くて出来ない。部品の取り付けは出来ない。など実際とはかけ離れている。ほぼ売りっぱなしです。
ポタリングの帰りに後輪のスポークの緩みが出て、家の近くにあるから直して貰おうと寄ったのは良かった。
10分で出来るから待っててねーと言われ待って、お金要らないよーで返されました。ラッキーと思ったのが悪かったのか、家に帰ってホイール触ってみるとスポークが緩んでいました。
本来と違うスポークも緩んでいました。自分で初めてスポーク張りしたことは今も忘れません。
いちかさん
コメントありがとうございました。
緩みを更に緩ませてしまった、というのはプロである以上はあるまじき対応になりますね…。
やはり店舗によって作業レベルのバラツキが目立ちます。
貴重な情報をありがとうございました。
今乗ってるgiantから新車が1台欲しくて店舗にお邪魔しました。
若い女性のスタッフの方が、あまりにも販売意欲、商品知識の無い方でびっくりしました。
今日は改めて、帰ってきましたが次は別のスタッフの方にお願いしようと思いました。
若い人の中には「ものは持たない方が良い」と考えている人がいるようでそれは悪いことではないけれど、
「必要で欲しい(納期はいつでも待ちます)と言ってそちらに伺ったにもかかわらずあまりにも横柄な態度」でイヤになりました。
こちらも買う意識が有るから前もってカタログを取り寄せたりして下調べをしていたりする訳で、、、
その方は世の中がこんな状況だから
「いつ入ってくるかわからない、6ヶ月も1年も待っている人もいる」と言ってました。
輸入車の中ではジャイアントはリペアもききやすく手頃で長く乗れるブランドである事から万が一の修理時にも自宅から修理持ち込みしやすいそちらにお願いしようと思ってました。
皆様サラリーマンだから仕方がないこととは思ってますが、販売意欲もない、商品知識のない人が店頭に居るってどうなんですか?って、ちょっと思っちゃいました。私そんな強い嫌な言い方してたかしら。
むしろお店にお邪魔して申し訳無かったです。
フロントホイールを持ち込んだが、
修理不能で片付けられ代替手段も提供されずに帰って来た。
帰宅後ネットで見ると
自社でホイールまで出してるのに、何なのかなぁ
閉店1時間前、しばらく乗っていなかった錆びのある自転車の空気が抜けていたので、パンクと思い近くのあさひに持ち込みました。タイヤが傷んでいるのでタイヤ交換でなければ修理できません。 ではタイヤ交換でお願いしたところ、サドルが錆びていますね。 ブレーキワイヤーが摩耗しているのでこれも交換が必要です。 パンクだけ修理したいので、タイヤ交換だけでお願いできませんかとお願いしても、ブレーキは安全上放置できないので交換しない場合はうちではタイヤ交換もお受けできませんと断られました。
ワイヤーはほつれも切もなく細く見えるだけでした。 ノギスでどれくらい減っているのか測定してほしいとお願いしたら、いい加減な測定を始めたので、ちゃんと測ってほしい、私が測りますというと拒絶されました。
明確な公差基準はあるのかと問うと、それは見た目で判断です。私にはすり減っている様に見えるから受けられない。
私の目には少し曲がっているだけで細っている様には見えません。ほつれのないワイヤー直径が安全基準のが5%摩耗すればアウターワイヤーは必ず切れます。 ブレーキワイヤーが傷んでいるか素人でもわかります。工具がなく夜なので そのメカニックはノギスで測定したバーニアを読めなさそうでした。
私が言いたかったのは、少しでも悪い所を見つけて交換を迫る企業体質をかんじました。
チェーンが伸びているので切れる可能性があるとかサドルが錆びていますとか。
閉店間際で他の自転車屋に持って行けず困っているのに修理を受け付けない。
後からその店の口コミを見ると同様の書き込みがあり、その修理代金も高く感じました。
安全を盾に部品交換をセットで行わないと仕事を受けない社内基準がある所がお堅く、顧客視点で商売はしていないと思いました。あさひの創業者もそうゆう人なのか?
パンクはしておらず虫ゴムが緩んでいただけでした。古い自転車は修理代が新車を上回るので新車を買わされる様です。