子乗せ電動アシスト自転車はここをみて選ぼう! 〜12のポイント〜

ブリヂストン電動自転車


「子供とお買い物」

「保育園・幼稚園の送り迎え」




絶賛子育て中!というママ・パパに子乗せ電動自転車は生活の足として定着してきています。

僕yammyも毎朝子供を自転車で送り迎えしているパパの一人です!


・子供が生まれた!
・子供が保育園・幼稚園に入園する!
・まだ小さい子供を連れながらの生活の足が欲しい!


こういった理由で電動アシスト自転車の購入を検討している方は今非常に多いと思います



購入するにあたって、こんな悩みや不安を抱えていませんか?

種類がいろいろあってどんなものを選べばいいかわからない💦

大体いくらくらいするものなんだろう…。
相場はだいたいどのくらいの金額なの?
💦

パパでも乗れるようなモデルはあるのかな…?💦


こういった悩みや質問をお持ちの方結構多いと思います。


でも、安心してください!

この記事を読むことで子乗せ電動アシスト自転車の選び方がわかります‼



12のポイントで選び方を解説していきます。

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yammy

アラサーの自転車部品メーカー営業マン(6年目)
自転車に囲まれて日々生活しています。

ブリヂストンの自転車のファンです!

メーカー社員と交流が深いため、
ブリヂストンの自転車について日々勉強をしております。

業界人・自転車ユーザーの両方の視点で役立つ「ブリヂストン自転車」についての情報をみなさまにお伝えしていきます。

ロードバイク歴10年。

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子乗せ電動アシスト自転車の選び方のポイント

チャイルドシートのポジション

子乗せ電動自転車にはチャイルドシートが前についているもの後ろについているものがあります。

主に乗せる子供の年齢体の大きさで選びますが、それぞれメリットとデメリットもあります。

前乗せ

前乗せのモデルは小さなお子様を持つ方におすすめです。

対象年齢は1歳〜4歳未満です。

0歳児の場合は10ヶ月くらいからの子なら前乗せのモデルなら乗せることができますが、基本的には1歳から、となっております。



メリット

  • 常に子供が見えるので安心感がある
  • 車体自体の安定感(フラフラしにくい)がある
  • 子供のイレギュラーな動きにも対応しやすい(視界に常に入っているため)


デメリット

  • バスケット(かご)がないため荷物を積めない
  • 身長が高いひと(165cm以上)は膝がチャイルドシートに当たる
  • ハンドルが取られやすく、小回りがききにくい

後ろ乗せ

2歳半くらいからの子なら後ろ乗せモデルがおすすめです。

対象年齢は1歳〜未就学児童(小学生未満)までです。
※2020年に未就学児までに変更となりました。

全国的に後ろ乗せモデルのユーザー数のほうが多いです。(70%くらいは後ろ乗せモデル)



メリット

  • バスケット(かご)が使用できるため荷物を積める
  • 直射日光や雨が子供に当たりにくい
  • ハンドル操作性が軽く、小回りもききやすい


デメリット

  • 子供が視界に入らないため不安になる
  • ~2歳児までの小さなお子様には危険
  • 子供が暴れた場合フラフラしやすい

タイヤの大きさ

タイヤサイズで乗り心地見た目などもかなり変わってきます。


サイズとして、20インチ・22インチ・24インチ・26インチの4サイズが主流です。

20インチ・22インチなど小さいタイヤのモデル特徴

  • 自転車自体の高さが低くなる
  • 重心が低くなる為、安定性が増す
  • 低身長の方にピッタリ(~155cm)
    ※高身長の方は乗りにくい(165cm以上の方)
  • 一回の漕ぎで進む距離が短い



24インチ・26インチなど大きいタイヤのモデル特徴

  • 自転車自体の高さが高くなる
  • チャイルドシートを外しても通常の自転車として活躍する
  • 高身長の方(パパも)にピッタリ
    ※150cm台前半の方も問題なく乗れます
  • 一回の漕ぎで進む距離が長い

20インチのモデル(左)と26インチのモデル(右)の高さ比較



タイヤの大きさに加えて太さについても着目するのをおすすめします!

これは自転車販売店の人もあまり説明しないポイントですが、メーカーやモデルによってタイヤの太さが異なります。

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: 01.jpg
スーパーなどの駐輪場のようす



太くなるにつれて安定感は増しますが、スーパーや駅の駐輪場に入らない場合があります。

タイヤが駐車する隙間(スタンド)に入らない!なんて声もよく聞くはなしですので。


是非太さにも着目してみてください!

バッテリーの容量

バッテリーの容量(大きさ)はメーカーやモデルごとで異なります。

電動自転車では「Ah」という表記で大きさを表記し、6.0Ah〜16.0Ahくらいまでのものが一般的です。



数字が大きくなるほど容量が大きいことを表しており、
6.0Ahで標準モードで 約20km
16.0Ahで標準モードで 約60km
平均の走行可能距離となっております。(乗り方や地形によりズレはあります)


また、バッテリーの容量以外にも走行距離を伸ばす機能があるモデルを扱っているメーカーもありますので、上記はあくまでもバッテリーの容量で見た場合のみです。(ブリヂストンなど)


バッテリーの容量が大きい=長く走れる

ということを最低限ポイントして抑えておけばいいと思います。


価格の相場

子乗せ電動アシスト自転車を扱う主なメーカーはブリヂストン・ヤマハ・パナソニックの3社です。

市場に流通している子乗せ電動アシスト自転車の9割以上がこの3メーカーのものとなっております。


メーカーやモデルによって多少の差異はありますが、価格の相場としてはだいたい¥150,000(税込)くらいとなります。


メーカーごとの金額の目安は以下の通りです。

(定価ベース)
ブリヂストン ⇛ ¥142,780(税込) 〜 ¥170,280(税込)
 ヤマハ   ⇛ ¥139,700(税込) 〜 ¥184,400(税込)
パナソニック ⇛
 ¥153,780(税込) 〜 ¥177,900(税込)


上記はあくまで2人乗り(大人1人+子供1人)使用の金額です。

3人乗り使用にしたい場合は+¥17,000(税込)で考えましょう。
もちろん3人乗り使用へはあとからでも変更可能です!

安全性が保証されているもの

子乗せ電動アシスト自転車に限らず、自転車に乗る上で大切なのは「安全性」です。

BAAマーク」や「SG」マークといった安全基準をクリアしていて、安全性が保証されたものを選ぶようにしましょう!

BAAマーク

BAAマークは自転車安全基準に適合した自転車に貼付されるマークです。

自転車協会が業界の自主基準として定めた「自転車安全基準」に適合しているかどうかの検査をクリアしている自転車のみBAAマークが貼られています。

ちなみにブリヂストン・ヤマハ・パナソニックの3社はすべてのモデルにBAAマークが貼られています。

SGマーク

SGマークは自転車では主に「チャイルドシート」や「ヘルメット」についているマークです。

製品安全協会により、厳しい安全性の試験をクリアして製品について貼付されます。


SGマークが付いている製品は安全が保証されているうえに、万が一製品による事故が起きた際は多額の賠償が支払われることになっております。

チャイルドシートの形状

メーカーやモデルごとにチャイルドシートの形状が異なります

形状の種類は以下のとおりです。

【前乗せ】

・ハンドル一体型
 ⇛前乗せモデルに標準で付いているタイプ
 ⇛包み込む形状で子供の安全性が非常に高い

・ハンドル取り付け型
 ⇛後ろ乗せモデルを買った場合であとから取り付け可能なタイプ
 ⇛安全性は一体型に比べ劣る


【後ろ乗せ】

・ヘッドレストあり
 ⇛転倒時に頭部へのダメージが少なく安全性が高い
 ⇛高さが出るため、駐輪場など収納に困る場合がある

・ヘッドレストなし
 ⇛頭部を守れないがコンパクトで収納には○
 ⇛後方を確認したときの視界が良くなる

メーカーによってはチャイルドシートの高さを子供の身長に合わせて調節できるものもあります。

特に後ろ乗せ用については調節できるものを選ぶことで安全性収納性の両方のメリットを取ることができるのでサイズ調整可能なものを選ぶことをおすすめします!

車体の重さ

■

自転車本体の重さについて着目してみるのも良いです。

実際に走るときは「自転車本体の重さ+子供の体重+あなたの体重」になるので、1kgでも軽いと操作性がだいぶラクになります!


特に押して歩く時に重さを感じやすいので、重さも選ぶ上で外せないポイントとなります。

(3社の自転車の重量設定 2人乗り 前後問わず)
ブリヂストン ⇛ 30.8kg 〜 33.4kg
 ヤマハ   ⇛ 30.6kg 〜 32.9kg
パナソニック ⇛
 32.6kg 〜 34.2kg


ちなみに車体が軽ければ軽いほどバッテリーの持ちも良くなります

アフターサービス

メンテナンスをしている人のイラスト(棒人間)

自転車で必ず避けては通れないのがメンテンス故障・修理です。

何年も使っていくものなので、タイヤやブレーキなど経年劣化して故障や不具合は必ず起こります。


子乗せ電動アシスト自転車の場合は加えてバッテリーや手元のスイッチパネルなど電装品を搭載している自転車なのでより一層アフターサービスは重要視したほうがいいです!


メーカー保証に関しては主要3社(ブリヂストン・ヤマハ・パナソニック)はほぼ同レベルです。


着目すべきは販売店のアフターサービスです。

・修理スキル
・接客
・金額(修理の)

上記のポイントに着目して判断しましょう。

チェーン店においては独自でメンテナンスパックみたいなものを設定しているところもあります。


↓の記事で僕yammyの大手自転車チェーンについて説明しております。

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パパも乗るのか

赤ちゃんを抱っこしているお父さんのイラスト

最近では保育園や幼稚園の送り迎えをするパパの姿を見ることが多いです。


「パパにもおすすめ」といったモデルも市場にだいぶ増えてきました。

今後さらに増えてくると思います!



パパ高身長の方は

・タイヤサイズが大きいもの(26インチがベスト)
・スタイリッシュなデザインのモデル
・モノトーンなカラーリング設定があるモデル


この辺りのポイントを抑えて選ぶといいですね。

アシストの強さ

電力のマーク

電動アシスト自転車は漕ぎ出しの初速のアシスト漕ぎ始めてからの継続的なアシストがあります。

メーカーによってアシストするおおもとのモーターの性質がちがうので、メーカーそれぞれの電動アシスト自転車の乗り心地は大きく異なります。


初速のアシストが強く、勢いよくスタートするものや初速が比較的緩やかで走り出してからアシストが強まるものなど、メーカによってアシストのクセがかなり違います。


人によって乗りやすさの基準が違うのでできれば試乗してから購入することをおすすめします。


特に女性高齢の方は「初速が早すぎると勢いが良すぎてこわい。」と言った声もよく聞きます。



それぞれのメーカーのアシストをまとめてみました。
(個人差はありますので実際の乗ってみることをおすすめします)

ブリヂストン ⇛ 初速:弱め 漕ぎ出し後:強い(特に坂道)
 ヤマハ   ⇛ 初速:強い 漕ぎ出し後:強い(全体的に)
パナソニック ⇛
 初速:3社では中間くらいの強さ 漕ぎ出し後:やや強い

ハンドルロック機能

自転車のブレーキのイラスト

子乗せアシスト電動自転車には「ハンドルロック機能」といってハンドルの動きを固定する機能があります。

ハンドルロック機能を使うことで、以下のメリットがあります。

・子どもの乗せ降ろしがラク
・荷物の乗せおろしがラク
・重い荷物をかごにいれていても重みでハンドルが傾かない




メーカーによってハンドルロック機能の仕組みが異なります。

(ハンドルロック機能の作動方法)
ブリヂストン ⇛ 「手元でロック」機能でいつでも手元のレバー操作でロック可能
         デメリットとしてロック解除も自分で行う為忘れることがある 

 ヤマハ   ⇛ スタンドを立てると連動してハンドルロックがかかる


パナソニック ⇛ スタンドを立てると連動してハンドルロックがかかる「スタピタ」


実際に子乗せ電動アシスト自転車に乗っている方はブリヂストンが採用している「手元でロック」機能の方が使い勝手がいいとの声を多く聞きます。


スーパーやデパートの狭い駐輪場から出る際にハンドルが真っ直ぐだと出やすいという面や、信号待ちなど好きなタイミングで乗りながらロックできるというメリットが使い勝手がいい理由です。

ヘルメット

自転車用ヘルメットのイラスト

子どもを自転車に乗せる際には「ヘルメット」の着用が必須です。

道路交通法によって義務化されており、「13歳未満の子供にはヘルメットを着用させるよう努めなければならない」とされています。


法律うんぬんではなく、純粋に子どもの安全性を確保するためにもヘルメットは自転車とあわせて購入するようにしましょう!

まとめ

以上、子乗せ電動アシスト自転車を購入する上でのポイントを解説しました。

どのポイントを重要視し選んでいくか、人によって大きくかわると思います。

この記事を参考にあなたのお気に入りの自転車を見つけてみてください‼

yammy

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