2021年は自転車が買えない⁉︎ 販売店は欠品だらけで在庫なし⁉︎業界人が現状を解説

※2021年5月10日更新

おはこんばんちは。
yammyです。

もうすぐ春の季節。
新学期、新生活を始める方たちが
自転車を買おうと動き出すシーズンです‼︎

しかし2021年は自転車が買えないかもしれません‼︎

実際に自転車が買えない、お店に在庫がない、
と悩む方々は2021年の2月時点で多くいます‼︎

それはなぜなのか。

業界人の僕が普段仕事をしている中で得た情報を元に、
自転車業界の状況をお話できればと思います‼︎

yammy

アラサーの自転車部品メーカー営業マン（6年目）
自転車に囲まれて日々生活しています。

ブリヂストンの自転車のファンです！

メーカー社員と交流が深いため、
ブリヂストンの自転車について日々勉強をしております。

業界人・自転車ユーザーの両方の視点で役立つ「ブリヂストン自転車」についての情報をみなさまにお伝えしていきます。

ロードバイク歴10年。

なぜ買えない？
どんな自転車が買えない？
まとめ

なぜ買えない？

2月時点で、自転車を買えなくて
困っている方はすでに大勢います。

正確には欲しいものを買えなくて
という言い方が適切です。

メーカーによって、車種によってはもちろん
在庫があるもの、今後も生産があるものはあります‼︎

しかし、自転車は春先の需要がかなり高まります‼︎
その春先になるに連れ更に需要が高まるのに対し、
供給量は追いつかない、という状態になる可能性が高いです‼︎

その理由は既存の自転車メーカーならどのメーカーも
採用しているSHIMANO(シマノ)という国内メーカーの
部品の国内での流通量が大幅に減っていることにあります。

なぜそのような状態に陥ってしまっているのか。

背景として新型コロナウイルス流行に伴い、
世界的に自転車需要が高まった為です‼︎

SHIMANO(シマノ)のパーツを採用しているのは
国内メーカーだけでなく、海外メーカーも同様です‼︎

業界人ではだれもが知る世界のSHIMANO(シマノ)。

そのSHIMANO(シマノ)がヨーロッパを中心に
世界的に自転車需要が高まったことで
部品の需要が爆発的に増え、国内での供給が
難しくなったことが最大の理由です‼

この影響で、国内をはじめとした
各自転車メーカーは部品が入荷しない為に
自転車を製造・出荷できない状態にある、という訳です。

どんな自転車が買えない？

クロスバイク：在庫状況

自転車需要の中で国内で最も勢いがあるのがクロスバイクです。
最近では大人だけでなく、高校生や大学生といった
若者の需要がかなり高いです‼︎

僕の体感ですが、男子高校生の2/3はクロスバイクを
乗っているんじゃないかと思うくらいです‼︎

コロナ流行に伴い、
アウトドアの趣味としてやフィットネスとして
クロスバイクを買う人が急増しました‼︎

これは日本だけでなく世界的に増えているので、
特にクロスバイクについてはメーカーによって
既に多数のメーカーで納期がかなり遅延しています‼︎

早いところでも5月〜6月、
中には年内の出荷ができないというメーカーも。

僕のオススメのクロスバイクについての記事です。ご参考迄に‼︎

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ロードバイク：在庫状況

ロードバイクも同様です。
学生の需要も高まりつつあるのですが、
30代〜50代の男性を中心に需要が伸びています‼︎

仕様する部品がクロスバイクと類似する為
こちらも同様にほとんどのメーカーで
納期がかなり遅延している傾向にあります‼︎

早いところでも5月〜6月、
中には年内の出荷ができないというメーカーも。

電動自転車：在庫状況

電動自転車については通年で見れば買えることはできそうですが、
春先の新生活に向けて既に需要が高まっています‼︎

販売量もかなり増えてきていますので、
4月の新生活迄に欲しい！
という方については急いだほうがいいです‼︎

特に子乗せの電動自転車をお求めの方はより急いでください‼︎
既に3月中の納品ができないメーカーや車種が増えております‼︎

軽快車（ママチャリ）やシティ車（通学用モデル）についても
３月の早い段階で準備をしないと
４月からの新生活には間に合わないです‼︎

お求めの方はお早めに‼︎

僕のオススメの子乗せ電動自転車についての記事です。ご参考迄に‼︎

【2021年】オススメの子乗せ電動自転車人気の3メーカーを業界人が紹介

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軽快車やシティ車：在庫状況

軽快車（ママチャリ）やシティ車（通学用モデル）については
既に欠品商品が多いメーカーが出てきていますが、
まだまだ在庫を確保している販売店も多いです‼︎

いずれにせよ４月からすぐ乗りたい‼︎という方は、
3月の早い段階で買われることをオススメします‼︎

ミニベロやマウンテンバイクといった特殊タイプ：在庫状況

ミニベロやマウンテンバイクについては
そもそも流通量が多くはない車種ではありますが、
今年は尚納車までに時間がかかります‼︎

取り扱っている販売店が少ないこともさながら、
メーカー供給量も部品欠品の為、例年と同じ量の供給はできないようです。

クロスバイクやロードバイク同様に
半年以上かかるモデルも多くあります‼︎

まとめ

2021年は現状自転車を買うことが難しくなっています。

新型コロナの閉塞に向かっていくことで
徐々に流通量は回復していくかと思いますが、
上半期のレベルでみた段階では例年よりも納期は遅くなりそうですね。

自転車が好きな僕にとっては日本でも世界でも
自転車に乗る人が多くなっているので嬉しく思いますが、
買えないのでは元も子もないので
下半期を迎える前にまた情報を更新します‼︎

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